2025年は巳年、おすすめの京都のパワースポット神社・寺8選
2025年は十二支の巳年。蛇は智慧や守護を象徴する存在で、京都には巳年に縁深いスポットが多くあります。今回訪れた8箇所は、どれも巳年ならではのご利益が期待できる神社や寺院ばかり。参拝を通じて運気向上や新たな気づきが得られるような特別な場所でした。それぞれの歴史や背景を知ることで、さらに深く感動を味わうことができるでしょう。2025年、巳年のパワースポット巡りをぜひ計画してみてはいかがでしょうか?
出町妙音堂(上京区)
所在地 :京都府京都市上京区青龍町266−3
電話 :075-241-2454
参拝料 :無料
アクセス:京阪電車「出町柳駅」下車徒歩約3分
叡山電車「出町柳駅」下車徒歩約3分
京都市左京区にある出町妙音堂は、弁財天信仰を中心とした寺院で、蛇との深い縁が特徴です。本尊の青龍妙音弁財天の画像は鎌倉時代に制作されたもので、西園寺公衡の長女・寧子が後伏見天皇に嫁ぐ際に持参したとされています。その後、伏見離宮に安置され、代々受け継がれてきたこの画像は、芸能や財運の神として崇められています。また、蛇は弁財天の使いとされ、境内には蛇を象徴する石が祀られており、水の神や財運向上を願う参拝者が多く訪れます。出町柳駅からのアクセスが良く、静寂と歴史を感じられるこの寺院は、京都の隠れた名所としておすすめです。
こちらは蛇を施した河原ですが、境内にはたくさんの蛇の絵があります‼️
下鴨神社(左京区)
所在地 :京都府京都市左京区下鴨泉川町59
電話 :075-781-0010
参拝料 :無料
アクセス:京阪電車「出町柳駅」下車徒歩約12分
叡山電車「出町柳駅」下車徒歩約12分
下鴨神社(正式名称:賀茂御祖神社)は、京都市左京区にある古社で、世界遺産「古都京都の文化財」の一部として登録されています。奈良時代以前から盛大なお祭がおこなわれていたとされているので、本当に古い神社です。本殿は日本古来の神社建築様式である「流造」を採用し、国宝に指定されています。また、糺の森(ただすのもり)という広大な原生林に囲まれた境内は、心地よい自然の癒しを与えてくれます。毎年5月には、京都三大祭の一つである「葵祭」が行われ、平安時代の装束をまとった華やかな行列が注目を集めます。歴史と自然が調和する下鴨神社は、訪れる人々に深い感動を与えるスポットです。
十二支全ての守護者があるので、訪れた際は自分の守護者にお参りするといいですね☺️
玄武神社(北区)
所在地 :京都府京都市北区紫野雲林院町88
電話 :075-451-4680
参拝料 :無料
アクセス:京都駅より市営地下鉄で北大路駅(北大路バスターミナル)下車後
京都市バスの1,12,204,205,206,北8,M1,101,102乗車
「大徳寺前」下車徒歩8分
京都市北区に位置する玄武神社は、平安京の四神相応思想に基づき、北方を守護する神「玄武」を祀る神社です。玄武は亀と蛇が一体となった神獣で、北方を象徴する守護神として平安時代から信仰されています。境内は静かで落ち着いた雰囲気が漂い、京都の隠れたパワースポットとして知られています。また、玄武は厄除けや健康長寿の神とされ、多くの参拝者が訪れます。京都三大奇祭で知られる、やすらい祭発祥の神社としても有名です。
亀に蛇が巻き付いたのが「玄武」です‼️
妙満寺(左京区)
所在地 :京都府京都市左京区八瀬近衛町681
電話 :075-781-6405
参拝料 :無料
アクセス:叡山電鉄「八瀬比叡山口」下車徒歩15分
※各方面からバスもあるので、バスだと徒歩1分です。
京都市左京区岩倉にある日蓮宗の大本山で、1389年に日什上人によって創建されました。度重なる戦乱や火災を経て、江戸時代に現在の地へ移転しました。特筆すべきは「雪の庭」で、その美しさは俳人松尾芭蕉も称賛したと伝えられます。四季折々の風景と静寂な雰囲気が、訪れる人々に癒しを与えます。また、妙満寺は蛇にまつわる逸話がある寺としても知られています。
妙満寺の鐘は、紀州道成寺に伝わる「安珍・清姫伝説」に深く関わる歴史を持つ名鐘です。清姫の執念により鐘と共に焼かれた安珍の悲劇は、能や歌舞伎などで「道成寺物」として語り継がれています。その後、新たに寄進された鐘も祟りを恐れ捨てられましたが、1585年、仙石権兵衛秀久によって発見され、妙満寺に納められました。現在、本堂で美しく保存されています。高さ約120cmの鐘は歴史の重みを感じさせる名品です。
九頭竜大社(左京区)
所在地 :京都府京都市左京区岩倉幡枝町91
電話 :075-791-7171
参拝料 :無料
アクセス:叡山電鉄「木野駅」下車徒歩5分
京都市左京区八瀬に鎮座する九頭竜大社は、1954年(昭和29年)に創建され、龍神とその象徴である蛇を信仰の中心としています。この神社では、竹製のお千度棒を持ち、本殿を9回巡る独自の参拝方法が行われます。巡拝中には、九頭竜絵や蛇石、御神木、御発祥の石碑など8か所で一礼をし、最後にお千度棒を返納して参拝を締めくくります。九頭竜神は、水の神として、豊穣や繁栄を願う人々に厚く信仰され、蛇は龍の使いとしてその力を象徴します。静寂に包まれた境内は、訪れる人々に神秘と癒しを与え、特別な巡礼体験を提供します。
金運・福徳・人望を授ける白蛇の名石🎵
金福寺弁天堂(左京区)
所在地 :京都市左京区一乗寺才形町20
電話 :075-791-1666
拝観料 :大人500円 中高生300円
アクセス:叡山電鉄「一乗寺」下車徒歩約15分
「一乗寺下り松町」下車徒歩約7分
金福寺弁財堂は、多くの参拝者が音楽や財運、知恵を願いに訪れます。この神社の魅力は、その歴史的背景にもあります。特に、幕末の女スパイ・村上たか女にゆかりが深く、彼女が建立した弁天堂には、弁財天の使いとされる蛇の鬼瓦が残っています。たか女は、井伊直弼の愛人で、倒幕派の情報を江戸に送る重要な役割を果たしました。井伊直弼の暗殺後、金福寺で暮らし、晩年を過ごしました。金福寺弁財堂は、弁財天信仰とたか女の波乱の人生が交錯する特別な場所として、訪れる人々に深い印象を与えています。
たか女が建立した「弁天堂」です‼️
大豊神社(左京区)
所在地 :京都府京都市左京区鹿ケ谷宮ノ前町1
電話 :075-771-1351
参拝料 :無料
アクセス:京都市バス 東天王町 下車徒歩7分
大豊神社は、仁和3年(887年)に創建された歴史ある神社です。宇多天皇が自身の悩みを平癒するために、藤原淑子が勅命を奉じて少彦名命を東山三十六峰の椿ヶ峰に奉祀しました。主祭神は少彦名命で、治病、健康、長寿、学業成就、縁結び、子授け安産などのご神徳があるとされています。特に注目すべきは、社殿前に鎮座する「狛巳」です。これは金運や健康長寿を象徴するもので、蛇がその姿を象徴として用いられており、神社の信仰の中で蛇は重要な役割を果たします。神社内の雰囲気は、神秘的で心を癒してくれる場所として、訪れる人々に深い印象を与えています。
本殿の両サイドには蛇が鎮座しています😃
三室戸寺(宇治市)
所在地 :京都府宇治市莵道滋賀谷21
電話 :0774-21-2067
拝観料 :500円(2月〜7月及び11月は11月は1、000円
※2025年1月1日から1、000円
アクセス:京都宇治線「三室戸駅」下車徒歩約15分
三室戸寺は、約1200年前に創建された本山修験宗の別格本山です。四季折々の花々が訪れる人々を魅了します。特に春に咲くツツジやアジサイが有名で、「花の寺」として広く知られています。寺の歴史の中で、蛇との深い関わりもあります。蛇は神の使いとされ、寺内には「宇賀神」が存在し、古くから蛇を神聖視する信仰が守られています。このような信仰が寺の神秘的な雰囲気を一層引き立て、訪れる人々に深い感動を与えています。
こちらが宇賀神様です‼️
「耳をさわれは福がくる、ひげを撫でると健康長寿、しっぽをさすれば金運がつく」
行った際は必ず触ってくださいね🤩
皆様の参考になれば嬉しいです。楽しい旅行をお楽しみください!
※YouTubeでも2025年巳年、京都の神社・寺を紹介してます。
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